1.便箋歌
作詞:クラムボン
作曲:ミト
今日はあなたに手紙を書きます
あなたを見てきたわたしなりに
ひどく照れくさいけどやってみます
うまくいくかな? どうぞ4649ね
あなたはほんとにダメダメなひとね
モタモタして遅刻してイライラして
びくびくしてるくせになんとなく笑って
いつまでもモヤモヤ抱えています
そんなあなたでいてほしくない 願うわたしを忘れないで
そんなあなたも好きでいたい この声は聞こえてますか?
昔のあなたを思い出してみましょう
ブラバンの部長や学級委員長
人には言えない恥ずかしいエピソード
かっこ悪いフラれかたもありましたね
どんなあなたも受けとめたい 願うわたしを忘れないで
どんなあなたも嫌いじゃない この声は届いていますか?
「さて、あなたは、あいかわらずダメダメなひとね。
ハラハラさせられっぱなしで…困ったもんです。
マイペースとか、マイワールドとか…
それってきっと…うん、変われない自分への言い訳です。」
「とは言え、そんなあなたも、なかなかやっています。
まだ見ぬあなたに…期待しています。
あらゆることが、わたしたちを待っています。
……はい、そろそろ腹をくくってみませんか?」
1818、ようやくここまで来たところです
まだまだ、問題は山積みのままです
1414、すべては始まったばかり
まぁ、無駄なことなんてきっとないのでしょう
こんな調子でなんとかやってゆきましょう
それより早く子猫を飼いましょうよ
2.シカゴ
作詞:原田郁子
作曲:クラムボン・ミト
何にも言えないよ そんなつもりじゃないの デタラメしゃべりだすわ
みるみる ふくれる まっくろなアイツと
みるみる しぼむ まっしろなアイツを
飼っていたんだ 夢の中でだけは
たまに会うんだ 夢の中にいれば
出てこないで 遊んであげないよ
出てこないで そこへは もうもどらない
んーこっそり まぶたの奥 ひそんで
あらわれるなんて 昼下がり
もう何にも言えないよ そんなつもりじゃないの デタラメしゃべりだす
ああ何て言えばいいの そんなつもりじゃないの アレコレしゃべりだすわ
くるくる すべて おまえはついてきて
くるくる わらう 誘ってるつもりね
出てこないで 遊んであげないよ
出てこないで そこへは もどれない
夢のなかにも 「お帰りなさい」 夢のなかに もう「帰りなさい」
困らせないで からかわないで こっちはダメよ イタズラしないで
もう何にも言えないよ そんなつもりじゃないの デタラメしゃべりだす
ああ何て言えばいいの そんなつもりじゃないの アレコレしゃべりだすわ
こっちはダメよ イタズラしたって もどらないから
3.サラウンド
作詞:原田郁子
作曲:ミト
“わらってごらんよ あるいてごらんよ 右から左から誘うよ あなたを”
なにかちがうんだ ぐちるのなら 買いたての自慢の ヘッドフォンから
わきでる音にしみこむ音に 背中おされまちへでかけよう
わらってごらんよ あるいてごらんよ
右から左から誘われるサラウンド
上昇気流に飛び乗っていこうよ
あなただってわたしだってどこへだっていけるよ
きっと
これしかないんだ 見つけたなら 渦巻きコードの ヘッドフォンから
わきでる音にしみこむ音に 背筋のばしてまちへでかけよう
はじめてごらんよ あるいてごらんよ
右から左から駆けぬけるサラウンド
上昇気流に飛び込んでいこうよ
あなただってわたしだってだれとだって会えるよ
きっと
おぼえたてのうたをうたう くりかえすたびつづくたび
“耳をそばだてて じっとそばだてて 右手で左手をつなぐよ あなたと”
わらっていたいよ あるいていたいよ
右から左から誘われるサラウンド
上昇気流に飛び乗っていこうよ
あなただってわたしだってどこへだっていけるよ
むつかしい顔しないでうたいつづけようよ
わたしはあなたといつでも一緒だよ
ずっと
4.はなればなれ
作詞:原田郁子
作曲:ミト
高いところへのぼろう とびっきり 高い高いところへ
そうすれば ふたりのこれからも みえるかもしれないね
手をはなしたすきにほら それぞれせおうものふくらんで
あのころみたくいつでも そばにいれたら
はなればなれで 眠る夜はふたりを
すこしずつ強くしてくよ
すこしずつ強くなれば
深いところへもぐろう まっくらやみ 深い深いところへ
そうすれば ほんとのこと わかるかもしれないね
手をふるよ また今度ね 君が見えなくなるまで
あのころみたくいつでも そばにいれたら
はなればなれで 眠る夜はふたりを
すこしずつ強くしてくよ
すこしずつ強くなれば
5.パンと蜜をめしあがれ
作詞:原田郁子
作曲:ミト
思い出せば前ぶれは確か
自転車のってやってきた
背中に飛びきりの陽を浴びながら
追いかけても逃げてった
クジラ雲も今日なら
頭の上でまだこちらを見てる 笑いながらね
チューブ踏んづけて飛び出た色は
洗っても洗っても落ちなかったけど
ライチの実をひとつほおばって
にごったもやもやとさよならできたら
すれ違う人や
道に咲く踏まれそうな花びらも
あぁ すてきにみえる
誰かにまた会いたくなる
草むらにねころんで さぁ物語はじめよう
パンと蜜をめしあがれ
まぶしくて目をほそめてるすきに
小さなぬくもり入り込んだ
とうとうわたしにもその日が来たのね
秘密のマシーンのスイッチひねって
すべてはついに動き出す
歯車ガタゴトまわるみたいに
おびえながらも
あせた色のしみや古いキズは
こすってもこすっても消えなかったけど
いつかはみんなおいしくなって
じっくり煮込めばさよならできるね
すれ違う人や
道に咲く踏まれそうな花びらも
あぁ すてきにみえる
誰かにまた会いにゆける?
草むらにねころんで さぁ物語つづけよう
パンと蜜をめしあがれ
さよならできたら
すれ違う人や
道に咲く踏まれそうな花びらも
あぁ すてきにみえる
誰かにまた会いたくなる
ゆりかごみたいに ゆられるまま寄りそって
ねむの木に手が届くまで
6.ララバイ サラバイ
作詞:原田郁子
作曲:ミト
もういくよ かえりたくはないさ
でもいくよ ここからどこまでも
ひとりでいかなきゃだめなんだ
ひとりにならなきゃだめなんだ
君と会えたよ まるい空の下 離れたくないの もう二度と
君と笑えば まるい傘になって 離れられないの でもいくよ
からみあう いくつものメロディー
鳴りやまないで 君へのララバイ 届けよサラバイ
もういくよ ここまでこれたんだ
もういくよ ここからどこまでも
闇のむこう 未来のむこうで 生まれ変わってまた 会おうよ
からみあう なつかしいメロディー
おいてゆくよ 君へのララバイ 届けよサラバイ
君のまちがね 遠く遠くなってく ここで会えたもの ありがとう
からみあう あたらしいメロディー
おいてゆくよ 君へのララバイ 届けよサラバイ
7.コントラスト
作詞:195
作曲:195+310
さまざまなひとがおられます
ぶつかって きずつけて ゆるさない
さまざまないけんがございます
おもいこんで おしつけて みとめない
でも平気 平気だよ 君に会いにゆけば
きっと平気 平気だよ 君と話していれば
僕は僕を とりもどす
……とりもどせる
それぞれのじかんがございます
いつだってしゅんかんをいきるだけ
それぞれのじじょうはちがいます
やりたいこと やらなきゃいけないこと
でも平気 平気だよ 君にキスをすれば
きっと平気 平気だよ 君を抱きしめていれば
僕は僕を とりもどす
僕は僕に もどってゆく
……もどってゆける
すばらしいことだ あぁなんて すばらしいことだ
8.恋わずらい
作詞:原田郁子
作曲:ミト
僕にそんなにもとめないでよ 君をきらいになりたくないのに
ねぇ僕はそんなにきれいじゃないよ 君の思いこむ僕は僕じゃない
ぎこちないのはいつから あんなにおしゃべりできたのに
騒がしいこの空気は はじまりなの?おしまいなの?
恋をわずらうなんて ひどくわずらわしいこと
恋をしてしまうなんて 思いもしなかったこと
僕をそんな目で見つめないでよ もう君をちゃんとは見れなくなるから
ぎこちないのはいつまで こんなにおしゃべりできなくて
眠れないこの気持ちを 知りたいの?知りたくないの?
恋をわずらうなんて ひどくわずわらしいこと
恋をしてしまうなんて 思いもしなかったこと
恋をわずらうひとと 恋がわずらわしかったひと
それでも会いたいなら これを何と呼べばいい?
ふざけたとき ふつうのとき (ひとつがふたつになる)
ふみこむとき ふかまるとき (ひとりがふたりになる)
ふしぎなとき ふくらむとき (ひとつがふたつになる)
ふるえるとき ふれあいたいとき (ひとりがふたりになる)
僕にそんなにやさしくしないでよ そんなのちっともやさしさじゃない
ぎこちないのはどうして 君とまたおしゃべりしたいだけ
黙りこむふたりのつづきは はじまりなの?おしまいなの?
恋をわずらうなんて ひどくわずらわしいこと
恋をしてしまうなんて 思いもしなかったこと
恋をわずらうひとと 恋がわずらわしかったひと
それでも会いたいなら これを恋と呼べばいい?
ふかまるとき (ひとつがふたつになる)
ふるえるとき (ひとりがふたりになる)
ふみだすとき (ふたつがひとつになる) (ふたつがひとつになる)
9.雲ゆき
作詞:原田郁子
作曲:ミト
こころの雨やまない
流れてくれないこと あああ
きみにぶつけてみる
ふたり雲ゆきを探るのね
肌のにおいも その声も
大きな爪も リズムも
わたしの奥を震わせる
ゆううつな雲をはじいていくの
わたしの目のなかに
きみの目が写り込む
きみの目のなかにも
わたしが写るなんて
こころの雲が晴れる
どこへ流れて消えた あああ
きみの目のぞきこんでみるよ
すいよせられていくわ
くちびるはなれた メロディーも
熱い手のひら 猫背のシルエット
わたしをゆさぶるの
きみの雨雲もどこか遠くかなたへ
わたしの目のなかに
きみの目が写り込む
きみの目のなかにも
わたしが写るたび
きみを見ていたら
わたしを見つけたよ
わたしを見ていて もし
きみがきみに会えたら
目をとじて眠るときも
ひとりに帰るときも
はなればなれの夜でも
ひとりきりを知っても
10.君は僕のもの
作詞:原田郁子
作曲:ミ ト
君は太陽 照らす太陽
どんなときでも 笑いかけてくれたら
S O S涙 にじむ にじむ スケジュール
4つのきせつ 君と日々をつなぎとめて
眠るとき 思い出せる 足もとまで のこらず
日々は僕のもの 夏のまんなかで
君は僕のもの どうしたらそう言えるの
あきがきたら 春はこない
A B O AB めぐる めぐる サイクル
2つのいのち BとBでおなじだから
痛むとき わけてあげる 足りるまで のこらず
日々は僕のなか どこまでもつづく
君は僕のなか 誰もさえぎれないの
ふたりを知った日のポラロイド
隅っこで今日も笑いつづけているよ
君は太陽 沈む太陽
もういちどだけ 笑いかけてくれたら
日々は僕のもの 夏のまんなかで
君は僕のもの どうしたらそう言えるの
あきがきたら 春はこない 冬を越えても 春はこない
11.Re-残暑
作詞:原田郁子
作曲:ミ ト
真夏に夏を忘れてはしゃいだ 変わらない二人を信じて
似合わないミュールで背伸びして歩いた とびきりの二人になりたくて
見えないヒント 気づけたら良かったのに 走る鼓動
もう一度会いたい どこにどこにいるの
もう二度と会えない つなぎとめる引力を
9月の夏をはじめて知った 陽炎にゆれる東京
新しいヒールで 階段を駆け上がる 二人で見た夏を探して
目を閉じても それでも消えない 眩しい光
もう一度会いたい どこにどこにいるの
もう二度と会えない たぐりよせる引力を
わたしに わたしに 今わたしに
つづくことも そばにいることさえも 当たり前じゃ なかった
もう一度会いたい どこにどこにいったの
もう二度と会えない つなぎとめられない
もう夏が終わって 君が君だけがいない
いつかきっと会いたい たぐりよせる引力を
12.ハレルヤ
作詞:ミト・原田郁子・伊藤大助
作曲:ミト・原田郁子
青い春のにおい
甘酸っぱい夕べ
遠く見えた雲は
今にもつかめそうな
風がはこぶ話し
誤解をまねく仕草
遠く見えた君が
今ならわかるような
ハレルヤ
ハレルヤ
ハレルヤ
もうすぐそこへゆくよ
にがい思いはいづれ
いたい思いもやがて
途方に暮れた日々は
今からはもう消えるの
ハレルヤ
ハレルヤ
ハレルヤ
もうすぐそこへゆくよ
ハレルヤ
ハレルヤ
ハレルヤ
もうすぐそこへゆくよ
13.残暑
作詞:原田郁子
作曲:ミ ト
真夏に夏を忘れてはしゃいだ 変わらない二人を信じて
似合わないミュールで背伸びして歩いた とびきりの二人になりたくて
見えないヒント 気づけたら良かったのに 走る鼓動
もう一度会いたい どこにどこにいるの
もう二度と会えない つなぎとめる引力を
9月の夏をはじめて知った 陽炎にゆれる東京
新しいヒールで 階段を駆け上がる 二人で見た夏を探して
目を閉じても それでも消えない 眩しい光
もう一度会いたい どこにどこにいるの
もう二度と会えない たぐりよせる引力を
わたしに わたしに 今わたしに
つづくことも そばにいることさえも 当たり前じゃ なかった
もう一度会いたい どこにどこにいったの
もう二度と会えない つなぎとめられない
もう夏が終わって 君が君だけがいない
いつかきっと会いたい たぐりよせる引力を
14.ドギー&マギー
作詞:原田郁子
作曲:クラムボン・ミト
ユラメキ
シシュンキ
ドキドキ
タメイキ
ヒラメキ
マバタキ
ドキドキ
トキメキ
ナマイキ
ウソツキ
ドキドキ
オシオキ
マエムキ
カチヌキ
ドキドキ
ウツムキ
見つけてくれたらいいな
助けてくれたらいいな
ドギーマギーしちゃうお年頃です
ドギーマギーのくせにがんばっています
ミチユキ
キズツキ
ドキドキ
オオナキ
ミギキキ
カキオキ
ドキドキ
イキヌキ
オソザキ
サキユキ
ドキドキ
ヤキモキ
ムイシキ
ジョーシキ
ドキドキ
ウズマキ
恋してくれてありがとう
気づいてくれてありがとう
すぐドギーマギーしちゃうお年頃です
ドギーマギーのくせにがんばっています
ドギーマギーしちゃうお年頃です
強くなれたらってそれだけなんです
15.ミラーボール
作詞:原田郁子
作曲:クラムボン・ミト
ほらね 今にね 泣き出すよ
ひろみちゃんて いつもそうなんだ
そのうち ママを 呼ぶはずよ
ひろみちゃんてば いつもずるいの
「謝りなさい」 どなる声
こんなことで泣いたりしない
「イジの悪い子」 ごめんねなんか
口が裂けても言うもんか
ブランコこいで 思いきり こいでおいで 遠くのしらないとこまで飛んでゆけ
だぁれもいない 公園にね
誰かのピアノが きこえるよ
だぁれもいない 帰りみち
ぐるぐるまわる 踊りだすよ
「謝りなさい」 またあの声
こんなことで泣いたりしない
「かわいくない子」 ごめんねなんか
死んだって言うもんか
目をつむるよ どこへでも いけるんだから 誰もおいつけないとこまで飛んでゆけ
うたいながらで なんにも こわくないよ そうだこないだのあそこまで連れてって
ごめんねすれば また明日も 仲良しこよしなのにね
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